ライブアライブ

孤島症候群」「サムデイ イン ザ レイン」に続いてまた雨か。雨が好きだな、ハルヒ
今回の見所は勿論大迫力のライブなんだろうけど、「God knows…」の歌詞が偶然なのか(小説を読んだ限りでは)残りの憂鬱V・VIの内容を連想させるものとなってたりする。言い換えれば、この曲は憂鬱V・VIの際のキョンへの想いを打ち明けたものとなってると言ってもいい。だから後日のバンドメンバーにお礼をされる時にキョンを連れていったのだと思うし、キョンも昼休みにハルヒを探そうとしたのだと思う。

あなたがいて 私がいて 他のひとは 消えてしまった

なんかは閉鎖空間に取り残された二人のことだろうし

痛みを分かち合うことさえ あなたは 許してくれない
無垢に生きるため振り向かず 背中向けて去ってしまうon the lonely rail

この部分なんか消えてしまった朝倉涼子の家庭訪問をキョンと二人でしに行った帰りの出来事そのまんまだよな。平凡な日々に退屈してる二人だけど、退屈を吹き飛ばすために自ら行動を起こすハルヒが、諦めて退屈な日常を頑なに受け入れようとしてるキョンのことを「同じ悩みを持っているのにそれを分かち合うことさえ許してくれない」と思ってたわけだ。そして自分の行動を理解してくれないキョンに対してハルヒは背を向けて去って行く。その後、初めてキョンは閉鎖空間を目にすることになる。
こうなるとやっぱりハルヒは単に自分のためだけではなく、キョンのためにもSOS団の活動をしているってことだよなあ。
今回のラストシーンはハルヒキョンの手を引っ張ってちょっと強引に連れて行き、キョンもちょっと戸惑いつつもついていくようになっている。襟を持って問答無用で引きづられていた憂鬱IVと比べると距離が縮まっているのがわかる。

しかしハルヒよ、お前は外の客を中に入れるための雨だけではなくバンドメンバーの扁桃炎とか怪我なんかも願ってなかっただろうな?
あと鶴屋さんの可愛さの要因は「めがっさ」とかそんな言葉使いではなくて独特の喋るテンポと声の抑揚だと思う。

どんな人も鶴屋さんには弱い。なんとも歯切れよくぽんぽんとまくしたてる言葉があられが顔に当たるように爽やかで快くうっとりしそうになるのである。

花の慶次 雲のかなたに』より引用・改変。
そんなことより鶴屋さんって貧乳キャラだと思ってたんだがそうじゃないの?いや、別に俺は貧乳が好きなロリコンってわけでもないが。
最後にくだらないもの。某アニメ主題歌を演奏するENOZのメンバー。http://www.youtube.com/watch?v=EcZm4GkNSjI