2007年度アニメのベスト

まー、ベストって言うよりフェイバリットに近い作品だろうな。よって、あくまで個人的な趣味趣向をもとに選ぶ。
対象となる作品は2007年度以内に最終回を迎えたもの。尚、観る前から「肌に合わないだろう」と思ったアニメは視聴していない。


1.がくえんゆーとぴあ まなびストレート!  地獄少女 二籠
3.史上最強の弟子ケンイチ
4.シグルイ
5.みなみけ
6.瀬戸の花嫁


他にも面白いし出来の良かった作品はたくさんあるが、ベストに選ぶとしたらこれぐらいである。
ちなみに『天元突破グレンラガン』、『電脳コイル』、『大江戸ロケット』の三作品に関しては観たかったのだけどスケジュール等の事情により観れなかった。もし観ていたらベストに入っていたかもしれない。オタク失格だな。


1位の『まなびストレート!』と『地獄少女 二籠』に関しては、面白いとかそういうレベルの作品ではない。この二作品以外が如何に優れていようとも、俺はこの二作品を2007年度最高のアニメとして評価する。


3位の『史上最強の弟子 ケンイチ』は、作画がちょっと悪すぎた気もするけど、それを気にしてられないほどの熱さ。対ハーミット戦に関しては、楓のたった一つの言葉で原作以上の感動を生み出した脚本家の手腕に拍手を送りたい。というか、原作にあの言葉が必要だったんじゃないのか?
ただ、豪華声優人で固めてくれたのが嬉しかった反面、「若手が活躍する機会を奪ったんじゃないのか?」という作品の出来とは関係ないとこで、ちょっと不快感のようなものがあったのも事実。


4位の『シグルイ』。これはちょっとアニメ化するのが早すぎて、終わり方が駄目だとは思う。でも……観てないヤツは観ろ!wowowで1月に再放送してくれるから。緊張感と迫力が尋常じゃないぞ!


5位と6位に関しては声優の演技力を十二分に活かした作品。特に『みなみけ』の井上麻里奈茅原実里のハマリ具合は以上。茅原実里は完全に長門有希のイメージ(京アニの呪縛とも言う)を払拭できたと思う。



以下、ベストには入れてないが、上記の六作品以外に良かったと思う作品とベストから外した理由。
げんしけん2(良い作品だけどちょっと無難すぎる。)
おおきく振りかぶって(心理描写が丁寧な反面、長すぎるという印象も。)
こどものじかん(あそこまで規制するんなら地上波でやるべきではない。wowowだったら…)
ひぐらしのなく頃に解(終盤の失速がなければ。ラストのオチも疑問。作品のテーマに反してないか?)
らき☆すた(らっきーちゃんねるが最低である。)



2007年はワーストと呼べるほどの作品はないが、「嫌いじゃないけど(擁護はするけど)褒められない」という作品がいくつかあった。
その中でも『ネギま!?』と『ゼロの使い魔〜双月の騎士〜』の微妙さと言ったら…
あと世間では人気なんだろうけど『Kanon』の嘘臭さにはちょっと耐えられなかった。脚本はいいと思うけど。