218時間目 これはギャグってわけじゃないだろう

チコ☆タンという名前からし死亡フラグが立ってるぜ。何が死亡フラグなのかわからない人は「チコタン死んだ」でググろう。「黄昏のザイツェフ」なんて自称してるってことは、超遠距離の魔法の射手はコイツの仕業だろうな。「黄昏のヘイヘ」じゃ、ちょっとユルそうだしな。


で、一番の問題は敵がやたらとコミカルだってとこか。個人的には今回の話は凄く楽しめたんだけど、意外にも賛否両論っぽいね。「シリアスな部分とギャグが両立できてないよ!」みたいな感じで。
そこで否定派の人にちょっと試してもらいたいことがあるんだけど、「もし敵キャラの心を読むことができなかったら彼らがどんなふうに見えたか」を想像してほしい。今回のコミカルさの原因はのどかの読心術であって、彼女の能力がなかったら彼らは相当凶悪に見えたと思うんだけど。
そして「彼らの(良いトコも悪いトコも含めて)人間味溢れる心の内をどうして見せたのか」も考えてほしい。ただ、その場の雰囲気を和ませるためのギャグ?いや、違うだろう。今まで戦ってきた相手や、これから先も戦うことになる多くの敵は、何の感情も欲望もコンプレックスも持たないようなやつばかりだろうか?そして何より、ネギ達はどうだろうか。
チコ☆タン達はネギに容赦なくフルボッコにされるかもしれない。それを見て「ネギ強い!かっこいい!」だけで終わるだろうか?