実写化を成功させるには…

アメリカに売れ。


いきなり結論だけ言ってもしょうがないので以下、アメリカが舞台いう前提のもとに「こうすれば成功する」と思う考えを書く。
・主要キャラは木乃香、刹那などの一部を除いて日本人以外にする。勿論、名前も変える。
釘宮円をゴス娘にする。できればレズ、もしくはバイセクシャルの設定なんかあれば嬉しい。
たったこれだけである。あとは、脚本をどう料理するかだけだ。って、後のはただの俺の願望じゃねーか。ま、茶々丸とかさよについてはちょっと問題があるかもしれんが。


ネギま!』だけでなくファンタジーの実写化において一番問題となるのは人種。日本人が外国人っぽいキャラのコスプレをしても変になっちゃうし、実際に外国人をキャスティングしても日本が舞台の場合は確実に違和感が出てくる。日本には移民が少ないから、どうしても日本を舞台に何人も外国人がいると変に見えてしまうだろう。
それとは逆に、アメリカには多くの人種がいることを映画や海外ドラマなどで意識はせずとも直感的に知っている人が多いだろうから、白人、黒人、アジア人が一堂に会してもさほど違和感はないはず。
これなら、字幕版、吹き替え版、アニメ声優による特別吹き替え版なんて楽しみもでるかも。日本のアニメや漫画特有の変な喋り方(「〜にゃ」とか)も、地方や外国出身によるアクセントの違いといったことで表現できるかもしれないしな。


ネギま!』に関して最重要かも知れない要素、お色気に関してはアメリカが舞台となれば途端に解決してしまうのだ。日本人がやたらと露出の多い服とか胸を強調するような服を着たら「遊んでる」とか「変態じゃないの?」というイメージが湧いちゃうんだけど、外国人(国にもよるだろうけど)の場合は「快活」だとか「カッコいい・おしゃれ」になっちゃう。どうしてこうもイメージが違うのかは恐らく、日本人がフィクションの日本人を見た場合、どうしても現実の日本人と比べてしまうからだと思う。洋画に出てくるエセ日本人、あるいはステレオタイプの日本人を見ると文句を言いたくなるのと似てる。
それとは逆にフィクションの外国人を見た場合、現実の外国人と比べる人は少ないだろう。その理由は日本人が外国人を目にすることが最も多い場所がテレビや映画、すなわちフィクションの世界だからである。フィクションの世界ってのは色んな理由で薄着になったりするからな。多くの視聴者はそれに慣れている。
ま、向こうの人たちは現実でも普通に露出の高い服を着てたりしそうだが。俺が今まで会った外国人の女性ってのはみんなスーツ着てるか、ちっちゃい子供ばっかりで、女子中学生なんかは目にしたことないので実際はどうかよく知らん。
ともかくアメリカを舞台とした場合、お色気問題は解消されるだろう。『メリーにくびったけ』なんて映画を撮っちゃう国だからな。


くぎみんのゴス娘化ってのは一応冗談だけど、アメリカの学園ものってのは大抵ゴス娘がいるもんなんだよ。ゴスロリではなく。よって、そのゴス娘はシルバーアクセサリが好きなくぎみんがいいんじゃないかと思うわけだ。


俺は実写化には比較的賛成の立場だけど、日本が舞台ということで期待はしていない。
でも応援はする。



失敗というのは………
いいかよく聞けッ!
真の『失敗』とはッ!
開拓の心を忘れ! 困難に挑戦する事に、無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!
この実写ドラマ化に失敗なんか存在しないッ!存在するのは、冒険者だけだッ!
この『ネギま!』実写ドラマは、世界中の誰もが体験したことのないドラマとなるだろうッ!!