241時間目 ネギにお似合いなのはこういうもんですよ

自分の従者のアーティファクトを全て使えるという反則くさいネギのアーティファクト
反則くさいとはいえ、これはよくよく考えてみると、いかにもネギらしいアーティファクトなのかもしれない。


「仲間の力を借りたい……でも仲間を傷つけるわけにはいかないッ」とかそんな類の想いから生まれたもんだろうけど、これは従者のネギだけでなく、主人である姫様にもそういう想いはありそう。アリカ姫に対する後悔だとか。

とか考えながら読んでると、結構ウルッときてしまった。


だってさ、ラカンとの勝負の後にフェイトとの世界の命運を決する戦いがあるわけでしょ。そんなネギに対して、エヴァ様は闇の魔法を教えてあげ、なんか偉い人も修行に付き合ってくれて、ラカンは最後のお土産みたいな感じでネギと戦ってくれている。そして、このアーティファクト

たかだか10歳かそこらの子供が皆の想いを、そして未来を背負ってる。だれが望んだかは知らないが、これが英雄の子の宿命なのか……!