262時間目 ここでパクんなきゃいつパクる

擬似家族から本当の家族になって、いつのまにやら恋しちゃって、自分の気持ちを隠すことに必死になっていた演劇部の女の子のお話。


自分の気持ちを隠してる夏美が、年齢詐称薬で大人の姿になって色々と活躍してきた小太郎の本質を中々見抜けなくって、独りで傷ついちゃったりしちゃって。そんな夏美と同じような悩みを抱えているのが、人の手によって造られた茶々丸。自分の気持ちを隠して(偽って)きた少女と、自分の気持ちが本物かどうかわからない機械仕掛けの女の子。
いいじゃないか、うん。俺ってばこの時点で、もう結構しんみりしちゃってて笑いながらもウルッときてたよ。


で、感情を露にして暴走した挙句、最後にポロッとホントのことを言っちゃった夏美さんでした、と。


いやー、いい話だけど茶々丸の方がもっと盛り上がるだろうなぁ。色んな意味で。だって、夏美が本当の気持ちを受け入れるってのは茶々丸の意思の話の前フリみたいなもんで、茶々丸の意思や気持ちの話ってのは、同じく造られた存在であるフェイトなんかと密接に関わってきそうだもの。