228時間目 闘いはコミュニケーションの一種というけども…

エミリィから焔へ浮気しようかと思ったけど、ここ最近の調(ブリジット)に心を動かされ、そして今週は月詠に傾きかけちまったよ。


前回227時間目の月詠股間に手を当ててハァハァしてるのを見た限りでは、まだ「バトルマニアの変態レズビアン」ぐらいにしか思ってなかったんだけど、228時間目で彼女の本質を垣間見た気がする。

バトルマニアってのは強者との戦闘を楽しむ輩のことだけど、月詠の場合はちょっと違うと思う。バトルマニアってのは小太郎みたいな奴のことだと思う。彼女が本当に待ち望んでいるのは、恐らく闘いの結末にあるものだろう。結末にあるものって言えば勿論「勝敗」なのだが。その「勝敗」ってのが彼女にとって何なのか。

「人の間に生きられぬ性なれば…」「人間である限りウチには勝てません」と人間やめました宣言している月詠だけど、これは別に種族的な話ではない。そもそも魔法世界には獣人やら小さい妖精みたいなのがたくさんいるし、現在戦っている刹那も半妖で既に翼を出している状態だ。獣人だから特別とかそういうわけではないだろう。それなのに刹那を「人間」呼ばわりし、自分は「人間」ではないと言う。

次に会った時にも人間のままだったら「刹那の全てを頂く」ってことだけど、全てって何だろうか。『ネギま!』の世界観なら刹那を拘束して自由と貞操を奪う程度の話のような感じがしないでもないけど、これは「命を奪う」ってことだろうなぁ。


んで、何で俺が今更になって月詠を好きになってきたかと言うと、彼女にとって「相手を殺す」ってことは愛情表現だろうから。その異常性ゆえに彼女は「人間」ではない。この狂いっぷりは最高すぎる。彼女にとって闘いはセックスであり、相手を殺すという愛情表現が成された時に彼女はオーガズムに達する。
それともうひとつ彼女が絶頂に達する瞬間があると思われる。むしろ相手を殺すだけでは本当に絶頂に達したとは言い切れないのかもしれない。*1月詠自身はそのことをきちんと自覚してなくて漠然と刹那を追っかけてるだけかもしれないけど…闘いの最中に自覚するかも。
それが可能な相手は大好きになってしまった刹那であり、もしイクことが出来たならば刹那は「人間」を捨ててることになっている可能性が高く、そうなったら『ネギま!』という作品がとんでもない一歩を踏み出したことになる。というかファンの間で大議論が起こって収集がつかなくなりそう。

「生か死か」を賭けて全力で闘いながらも、その結果刹那を殺さずに月詠がオーガズムに達する方法。それは……最後まで言わずともわかるよな?


いやー、もし月詠が本当にそんな女だったら、エヴァンジェリン様よりも好きになっちゃうかもしれない。
まぁ、エヴァ様も愛する者にはそういう行動を取ってほしいとか思ってそうだけど。

*1:今まで人を殺してそれなりに快感を得られたけど、心のどこかで物足りないと感じてたりとか。