『ネギま!?』#23「ちょっとそれはないよ、アニメスタッフ」by裕奈「そやで、今日まき絵の誕生日やんか!」by亜子

うわあ。まき絵の扱いがいくらなんでも酷すぎる。「佐々木まき絵失格」ってレベルじゃねーぞ
エヴァンジェリンが「闇」に操られて、皆がどうしようか考えている時に、一人だけEDテーマを適当に歌いながら黒板に落書きしてるっていうのはどうなのよ?いくら馬鹿・地味キャラで一人だけ特別扱いだからって…
がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』で堀江由衣が演じる学美が、焦りと疲労がピークに達し「まっすぐGO!」とか叫びながら、タイガーアッパーカットを繰り返すってギャグがあったが、今回のまき絵は普通に協調性のないイッちゃった人になってるんですけど。
こういう言い方をしたら語弊があるかもしれないけど、軽く知的障害のある子みたいじゃないか?漢字が書けないネタとかヤバイんじゃないの?
今までの作風を考えれば個人的には許容範囲内だけど、これって作品に対する面白い・面白くないっていう主観を抜きにして本気で怒っちゃう人が出てくると思う。


んで、今回は「闇」に操られたエヴァンジェリンをネギが自らキス(パクティオー)をすることで一件落着(してないか?)って話で、話自体は非常に面白い。まき絵のアレさえなければ…
アーニャと同じく孤独の中で生きてきたエヴァンジェリンに憑依し、ネギが最初に仲良くなったネカネに似ている明日菜を操るアーニャ。ネカネを石にして、明日菜を操るっていう展開には泣いたね俺は。←馬鹿
ネギにとって、ネカネではない別の新たな「光」であった明日菜。その「光」が欲しくても、「闇」の中にいるアーニャには眩しくて(怖くて)どうやって「光」と接すればいいのかわからなかったのだ。
アニメ1期では、ネギは死んだ明日菜を生き返らせようとエヴァンジェリンの「力」を求めたけど、『ネギま!?』ではエヴァンジェリンの「存在」そのものを求めることになっている。自分の力だけで何とかしようとしてきたネギが、今までの生活を通じて、そして何より生徒達が協力し合って唱えた呪文を目の当たりにして、「友達・仲間」とは何かを理解した瞬間である。
また、初めての戦いだったエヴァンジェリン戦と同じく、ネギVSエヴァンジェリン茶々丸VS明日菜になったのも興味深い。


来週はなんだか『新世紀エヴァンゲリオン』の最終回みたいになりそうな気がするのは俺だけだろうか?なーんか、ネギとアーニャがわけのわからん問答をやりそう。
「人は一人では生きていけないのよ」とか。