笑い事じゃないぜ

ついに念願のアーニャとエヴァンジェリンの邂逅が実現したわけだが…
いきなり脅しをかけるエヴァ様。何やってんですか。戸惑うアーニャも、楽しそうなエヴァ様も可愛いんだけど、よーく考えると、アーニャにとっちゃ洒落にならんだろ。
今回の話の最後の方にもあったように、アーニャも悪魔の襲撃による村の悲劇を経験しているわけだ。
単にエヴァンジェリンの過去の噂話を知っているだけではなく、大事なものを奪われる辛さを知っているアーニャが、エヴァンジェリンみたいな大悪党で化物みたいな存在を許せるのか?いくら今はいい人になったって言われたって。
そして、同じ悲しみを共有しているはずのネギが、そんな大悪党の化物の下で修行していると知ったらどれ程の気持ちを抱くか。
もし、エヴァンジェリンが師匠でなかったら仮契約の問題だけで「村のことなんか忘れちゃったんでしょーッ!!」なんて言っただろうか…


なんてことを結構本気で考えてしまって、笑うべき場面でもまったく笑えなくなってしまったぜ。
それにしても、魔法世界ではあれ程有名なエヴァ様だけど、ネギは麻帆良学園に来るまでは何も知らなかったようだが。勉強しすぎってのも問題だな。


追記
アーニャの師匠は多分、ドネット・マクギネスだな。という根拠のないテキトーな予想をしてみる。それと、ヘルマン襲撃事件についてはアーニャに話さないのだろうか?