『みなみけ〜おかわり〜』について

始まる前は、なんとなく「気持ち悪そう」な気がしてたんだけど、始まってみると案外面白いもんだねえ。
「気持ち悪そう」ってのは絵柄の変化のことなんだけど、第4話みたいなちょっと真面目な話をやる場合は結構有効かと。『みなみけ』に真面目さが求められてるかどうかは謎だが。実際、その真面目さ故に4話のハルカとフユキにちょっと違和感というか不快感みたいなものがあった。

童夢が作った前期の『みなみけ』は、デフォルメが巧いというか、キャラクターの表情のみならず、あの独特のヌルイ雰囲気まで画で表現できてたと思う。カナが面倒起こして、チアキやハルカが怒るってのがちゃんとボケとツッコミになってた。
それに対してアスリードの『おかわり』は作画がちょっと精密すぎるのか、4話みたいにハルカが怒ったりするところであまり笑えないというか、笑っていいような場面に見えない。意図的にやってるのかは知らんが、ギャグなのかマジなのかの区別がつけづらい。
それと今の作画じゃ前期からあった「いきなりリアルな顔になる」という落差を使ったギャグがちょっと物足りないよね。


何か文句ばかり言ってるようだけど、最初に書いた通り『おかわり』は面白いっす。