喰霊-零- 最終話「祈焦(いのりのこがれ)」

えーっと、ぼくはあたまがわるいのでりかいできませんでした。しつちょうがいきているのに、きりちゃんがようじたいこうしたのはなぜですか?

傷が深かったとか出血多量で障害が残ったとかアホなこと言ってる輩がいるけど、11話の神楽の親父さんの話を聞いてたら、そんなことは考えられんよなぁ。大体、神楽に獲物を託して逃げ出した紀之、大切な人を自分の手で殺しながらも自分の道を進む室長と神楽という図があるんだから、桐ちゃんの幼児退行もそれらと対比して見るべきものであろう。肉体的な傷がどうのこうのとか、「何故か」とか「とりあえず生きてた」とか、まるで考えることを放棄しているかのようなこと書いてる感想を見て、マジでびびったぜ。


あのラストなら、自分の力では室長を守りきれないという事実に打ちひしがれる桐ちゃんの描写が必要じゃないか?あるいは、室長と桐ちゃんの関係*1を描くはずだった話をどっかで削ってるんじゃない?


このアニメ、上述した点を除けば完璧な脚本・ストーリー構成だったな。流石、高山カツヒコ。未だに『地獄少女』でセコセコやってる某金巻とは違うな。
原作未読の俺は、黄泉の姿を初めて見たとき『地獄少女』に喧嘩売ってんのかと思ったよ。

*1:「自分の命を賭してでも室長は守ります」と誓ってるとか