最終回

いきなり画面いっぱいに「死ね死ね」書かれても困るよなあ。盛り上がるどころか笑っちゃうよ。
こんなのよりよっぽど某事件の容疑者の寄せ書きの方が凄まじいと思う。

しかしこのアニメの何が恐ろしいかって、普通の高校生だった士郎がいくら悪役が相手だとしても人を殺すことに全く躊躇がないってこと。それにイリヤについてもだけど、その存在が可哀想とはいえよく平気で家に置いとけられるよな。だってこの女の子って、士郎の幼馴染を殺した犯人みたいなもんじゃん。
命のやりとりが当然の戦国時代じゃねえんだから。主人公はつい最近まで平和な暮らしをしてたんだから。お前は前田慶次かよ。こんなイリヤでも受け入れるのが可能なことに説得力を持たせるのが架空の物語の役目だろ。おめーのは「架空の物語だから」「士郎は過去の出来事があって優しいから」と言って都合の悪いことは無視してるだけじゃねーか!。*1そんなんなら言峰も助けてやれよ。
半分テキトーに流し見してたけど個人的にはとんでもない脚本だったと思うよ。終盤になって聖杯についての色々な効力の説明やギルガメッシュの登場の仕方なんかも反則としか思えないし。

でも、まあ、セイバーは大好きだけどな。

*1:これは前日にも言及した『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門有希についても言えるけど、アレは身内の不始末に対して下した罰みたいなもんだからまだ許せる。