『ネギま!?』#11「へ〜、男爵ってバラの種類だったんだ。おイモかと思ってたよ」byハルナ

男爵といえばソープランドでしょ。と、初っ端からとんでもないことを書いてみるテスト。
どーせ、こんなもん読みにくる人は性を知らないチビッコじゃないだろうし。


今週も面白いですな、『ネギま!?』。
黒薔薇男爵はいかにもネタキャラっぽい雰囲気で登場しておきながら、とんでもなく重要なことをサラッと言っていくあたり、作り手の意地悪さがわかる。
男爵が登場する際には

緑のと午後のお茶霧の国からやってきた愛と勇気の親善大使。

というセリフを言うのだが、まず原作を知っている人からすれば、風といえばネギの得意な魔法だし、ネギはハーブティーが好き(原作の設定がどこまでアニメに使われるかはわからんが)。霧の国といえばイギリスのロンドンである。ネギの故郷はウェールズだが、ロンドンに関係あるのは…?
窓から去る際に、外の風景が青色なのだがネギのハンドチェーンの青色について演出上の意図を考えてみるのも一興。
「愛と勇気の親善大使」ってのは、黒薔薇男爵がネギと生徒の仮契約に密接に関わってきていることを考慮すれば意味がわかるだろう。


前々から思ってたけど、明日菜と刹那の微妙に殺伐とした関係が凄いよな。
ネギの耳元で囁く楓姉さんは妙に色っぽい。予断だが『ネギま!』の中では、ネギと意図的に裸の付き合いをしたのは彼女だけだと思う。
ザジの出番が何気に多い気がする。ザジと龍宮は好きなキャラなんで、この二人のコンビが登場してくれるのは嬉しい。「意外なだけに胃が痛い」は普通に上手いと思ったから困る。
ネギま!?』においては仮契約をする目的が各人にあるのが面白い。明日菜はネギの身を案ずるあまりに、のどかはネギに少しでも近づくために。今回のハルナは本当に好奇心からだけど、夕映は魔法の存在を簡単に認められてもキスができないのは彼女らしくて可愛いよな。ま、夕映は生理的に嫌いなキャラだけど。


まさかCパートのメインがアキラだとは誰が想像できただろうか。正直、アニメの設定で一番許せないのがアキラの茶色がかった髪だったりする。だってアキラの最大の魅力はあのキレイな黒髪だろ?裕奈が茶髪ってのは元気な彼女には似合ってると思うけど、アキラの髪を茶色にしちゃイカンでしょう。長谷川千雨の髪をキツイ緑色にするぐらいイケナイことだと思う。