『ネギま！？』における運動部４人組

漫画の『ネギま！』では和泉亜子がでこぴんロケットに引き抜かれて運動部４人組は解散された感があるが、アニメの『ネギま！？』も佐々木まき絵の桃瀬くるみ化現象によって存続を危ぶまれていた。
しかし、そのピンチを救ったのが、漫画では本気で地味で出番のなかった陸上部の春日美空である。最近は柿崎よりは出番も人気もあるけどね。
明石裕奈、和泉亜子、大河内アキラの３人とプールで遊んでいたり、寮ではアキラと同じ部屋である。ヨガをやって体の柔軟性を強調してるあたり、新体操の佐々木まき絵を意識していそうだ。
アニメ『ネギま！？』の運動部４人組の寮の部屋分けが、漫画の方にはなかったユニークな分け方をされている。
まず、明石裕奈と和泉亜子。この二人はバスケットボール部とサッカー部に入っている。バスケは主に手を使うイメージがあるスポーツであるのに対し、サッカーは足を使うイメージがある。手と足。非常に対照的であり、人の生活にとって必要不可欠なものである。
そして大河内アキラと春日美空。アキラは水泳部であり美空は陸上部。陸と水、大地と海。そう、これもまた対照的で人の生活に必要な存在だ。
佐々木まき絵を地味キャラにして運動部４人組から追い出したのは、美空を入れた４人組で「人が生きるうえでかけがえのない存在」を表現していたのだ！
スゲーぜ、新房監督！
これは意図してやったことなのか？それとも偶然か？