『ネギま!?』#18を「つまんねー」と言ったが、すまん、ありゃ嘘だった。

実際、#18の「明日菜が気にしてたのは黒薔薇男爵の衣装だった」ってオチを面白いと感じる人はほとんどいるはずないだろうけど、見直してみたら「もしかして、これってクソ重要な話じゃね?」と思ってしまった。
明日菜が黒薔薇男爵=ネカネの衣装を欲しがるってことは、明日菜はネカネのような存在になりたいってことじゃないのか?ネカネはネギにとって一番頼れる存在であり、ネギは明日菜達クラスメートを心から頼ることができなていない。生徒達はネカネと違って魔法使いじゃないし、先生という立場からして守らなきゃいけない存在。だからこそ、明日菜は自分達を頼ってもらえるように、ネカネになりたくて黒薔薇男爵の衣装を欲したのではないか?
ネカネになりたがったのが、ネカネと容姿が似ていてクラスの中で一番最初にパクティオーをした明日菜というのも深い意味があるように思える。
前回の「『ネギま!?』の話は進んでいるか?」に書いた通りに、『ネギま!?』がネギとクラスメートの人間関係(信頼関係)についての物語なら、これは十二分に考えられる話ではある。