アニメ版『魔法先生ネギま!』は本当に駄作だったか

魔法先生ネギま!』のアニメ第二期が秋から始まるらしいのでちょと復習を兼ねてアニメ第一期の面白さを書いていきたいと思う。
作画が酷いとか、髪の色が気持ち悪いとか、タイムマシンの登場が唐突過ぎるとか批判だらけだったアニメ版『魔法先生ネギま!』だが、本当にそこまで言われるほどの内容だったのか。確かに、桜通りの吸血鬼の噂話を食堂でしてるときに和泉亜子のいた場所にいつのまにか村上夏美がいたりしました。英語の翻訳問題を誰に当てるかネギが考えているときに学園一の天才のはずの超鈴音が目をそらして「当てないでくれオーラ」を出したりしてました。つーか、最初から見直したら教室の席順が滅茶苦茶で笑った。
俺自身、この作品には駄目なところが多々あるとは思っているのだが、自分が原作漫画の方を読もうと思ったのはあくまでもアニメが面白いと感じる内容であったからだ。批判内容の多くが作画についてと終盤のオリジナル展開についてだと思う。でも、作画についてはともかくとしてストーリーについてはタイムマシンの唐突さ以外はほとんど問題はないだろう。修学旅行編に至っては「あの原作をよくここまで縮めた上にやるべきことをちゃんとやってるなぁ」と感心したぐらいだ。

まずこのアニメのテーマは「自分の気持ち・弱さを受け止めてくれる人」、要するに友情についてだと思う。このテーマならメインとなるキャラはやっぱりネギと神楽坂明日菜近衛木乃香桜咲刹那だろう。
この2組に共通することと言えば、想いが一方通行(と言う表現は少し変な気がするが他にいい言葉が浮かばない)であることだ。明日菜は一方的にネギの手助けをしネギもそれを受け入れるが明日菜は肝心なときにネギに頼ることはない。木乃香は刹那と仲良くなることを望んでるし刹那もそれを望んでるが、木乃香は刹那が抱えてる悩みを知らず(何故、刹那が自分から距離を置くのかわからず)にひたすら刹那を求めているだけだ。これが明日菜の死をきっかけに大きく変わっていく。
言いたいことはまだまだあるが、まだまとまってないし、あくまで「雑記」程度なんで続きは書くが読みづらい文章になってしまうだろう。